MPPを開催−山梨女性経営士の会主催
日本経営士会山梨経営支援センター「山梨女性経営士の会」では2012年8月19日、山梨県青少年センターにおいてMPPを開催しました。
MPP(Management Professional Program)とは日本経営士会が独自に開発したケースメソッド(事例研究方法ともいい経営戦略立案などの実例を基にチームで討議、課題解決の方法や、その根底にある共通事項を考え、意思決定の訓練や創造性を育成する研究方法)による、経営能力開発の研究プログラムです。
当日は講師に上野延城先生(MPP委員長)と塚本裕宥先生(茨城県経営品質協議会)のお二人をお招きして、与えられた事例に対して状況把握・課題解決の方法・重要度や優先順位・その他を2つのチームに分かれて研究し、相互に発表を行うという形式で行いました。
MPPは参加者各自の知識・技能の伝達・討議結果の良否を超越したチーム討議の過程を通して相互に自己啓発を図るのが目的で、どこにでもある身近なケースを活用し経営課題の解決を模索して多面的に学ぶ工夫を身に付けることが重要です。
参加者からは「同じ事例に対しても様々な考え方や価値観の相違があり合意形成の重要さに気づかされた。」「グループワークを行う中でファシリテーションスキルの重要性を再認識した。」などの感想が寄せられました。
山梨経営支援センターでは、今後もMPPなどのセミナーを開催していく予定です。